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電験は4科目ありますが必ず電気数学そして理論の学習から取り組みましょう。最短合格を目指すうえでは必ず守るべき順番です。
順番を理解してからステップアップで学習を進めていけば、誰でも1年合格は可能となります。
この記事を読めば
❏最初に取り組むべき科目が分かる
❏各科目に取り組むタイミングが分かる
電験科目の学習順序
絶対に守らければいけない順番は電気数学そして理論を最初に学習することです。
理由は全ての基礎となるためです。掛け算ができないのに割り算を勉強するのはとても効率が悪いのと同様に数学と理論を抑えないとその後の学習効率が悪くなります。
理想は電気数学⇒理論⇒機械⇒電力⇒法規ですが、機械と電力はどちらが先でも大丈夫です。理論で計算に疲れたので電力を次に選択する人も多いです。
法規は最後です。理由は法規は暗記ではなく、計算問題となるB問題(難しいとされる問題)が得点源となるためです。
理想は法規を最後に残して2種の法規と一緒に学習すればより効率的な学習になります。
※2種の学習方法の記事で紹介します。
電気科や理系を卒業していても1度は電験に必要な数学の内容は確認しましょう。社会人になると忘れています。
計算問題は避けて通れませんので三角関数(sin cos tan)など必須の公式は復習してから学習に臨むと、その後の学習スピードが上がりますよ。
電験の科目は基礎学習で効率UP
電気の基礎知識がないと過去問題の解説を見ても理解できません。
電気科を卒業していても忘れている方が多いと思います。
スキマ時間の勉強はスマートホンによる動画学習をおすすめします。
初学者や文系の人にとっては特に『 何から勉強していいか 』が分かりません。
最短合格を目指すのであれば通信講座の受講をしましょう。
ステップアップ式に電気数学から丁寧に解説してくれる為、15分~30分程度の動画学習を通勤時間で⇒家で問題集に45分取り組む、といった感じで無理のない勉強習慣が自然と身についてきます。
インプットとアウトプット、スキマ時間による繰り返し学習により記憶の定着率が何倍にも上がります。
電験は法規や機械、電力から取り組まない
簡単なので法規から受験するといった事を聞くことがありますが、電気を知らないのに電気の危険性や安全に元ずく法律など頭に入ってきません。
しかも法規は暗記科目ではありません。得点源はB問題の計算問題です。
結局解説をみても理解できず、知識を吸収できないまま断念する可能性が高まります。
数学、理論が分からないと他の3科目も理解できません。逆に電気数学と理論をしっかり学習しておけばその後の学習スピードはどんどん加速していきます!
まとめ
電験の学習順序は電気数学⇒理論⇒機械・電力⇒法規が鉄則
初学者や文系は通信講座の受講が最短合格への道です