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電験の試験勉強は長期戦です。初学者は最低でも1年の学習期間を要する難関試験です。
合格するまで続けられる学習の取組み方やスケジュールを考えていきましょう。
この記事を読めば
❏再現性の高い勉強方法が分かる
❏モチベーションに頼らない学習法を習得できる
❏参考書の選び方、おすすめの参考書や問題集を知れる
電験の時間管理 やる気がなくても勉強できる方法
初学者は計算の多さに挫折する可能性が大きいです。最初はモチベーションが高く何とか勉強に手を付けていけるかもしれませんが、人間のやる気は長く続きません。
人間の心理を利用し方法を取り入れる事で再現性の高い学習効果を得ることが可能となります。
1年で2種に合格した1日の学習スケジュールをもとに紹介していきます。
※管理人の起床時間はやりすぎです。あくまでも参考例ですので、継続できる範囲でガンバって行きましょう。
1日のスケジュール
4:30 起床 ※なかなか起きれないので実際には45分~50分ごろ
4:45 グダグダ(ついスマホでマンガを読んでしまう)
4:55 昨夜、途中になっていた過去問を解く
5:30 解説動画視聴
5:45 演習問題+過去問に取組む
6:30 出勤準備
12:00 昼休憩で過去問を解く(15分程度)
17:00 帰社の途中に動画解説を視聴(15分程度)
21:00 解説動画の視聴or過去問演習
22:00 就寝
朝は1番頭がさえておりアウトプット中心で、夜は記憶の定着を図り、なるべくインプットを意識して学習しましょう。
ポイントは『途中で終了すること』です。途中から再開することで前回の記憶を呼び起こし記憶の定着アップに繋がります。
続きが気になるので勉強に手を付けやすくなる効果もあります。
朝のフレッシュモード+スキマ時間のちょこ勉強+夜の惰性勉強(動画視聴など)でやる気がなくても勉強に手を付けやすい環境作りにより学習を習慣化していきましょう。
上記のスケジュールは正直かなり頑張って実施しています。
朝の起床時間を遅くして1時間の勉強+スキマ時間30分+夜30分~1時間でもまったく問題ありません。
筆者の場合、普通科の文系高校が最終学歴であったことと転職限界説の35歳が近づいていたこともあり、かなり焦っていたため上記のようなスケジュールとなっていました。
電験において最も重要なのは継続です。
何年かけても合格を勝ち取れれば勝者なのです。
自分の勤めている会社には15年かけて電験2種を取得し、上場企業の管理職採用で48歳で転職して活躍しているかたもいます。
56歳の高校教師も再エネ事業会社の社員講師の育成講師として部長採用で働いていました。
電験に年齢は関係ないというのは全くのウソというわけでも無いようです。
参考書 おすすめ 選ぶポイント
選ぶポイントは見易いことです。
つまりはフルカラーであったり図解や挿絵が多くあること。
だらだらと文字で説明してくる参考書は絶対にやめましょう。
分かりにくい上にやる気もなくしてしまいます。
電験の参考書と言えば上記の2冊です。
実践問題集はステップアップ式になっている為取り組みやすく短時間で得点力を身に付けられます。
監修は過去問解説ブログ『電験王』の管理者で、TACの電験講座の講師を務める尾上 建夫さんが行っております。
試験を研究して出題傾向の高い問題を集めてくれているので非常に分かり易く得点力も上がります。
TACやSATなどで通信講座を受けているのであれば実践問題集だけ購入すればしっかり試験対策ができます。
おすすめ通信講座
筆者のおすすめはSAT、TACの通信講座です。
解説者が分かり易く、合格実績も確かなので期待ができます。
筆者も2社の講座を受けていたからこそ1年で電験2種を取得できました。
おすすめの理由は講師の講義が分かり易いためです。
特にSATは電験3種も2種もすべて一人の講師が行っていますので資料請求によるサンプル講義を視聴すれば、合う合わないが明確になることが利点です。
電験三種資料請求LP 電験二種資料請求TACは試験直前講義を別売りで行っており、予想問題なども提示してくれる為これを受講しました。
実際に出題された問題もあり、電験2種の筆記試験の対策としてはとても役立ちました。
電験2種の講師は電験王の管理人の方が担当をしており、本当におすすめの講座です。
まとめ
今回はスケジュールを重点にした記事となってしまいましたので、次の記事にて理論でつまづいたときにどのように学習したかを紹介していきます。
❏朝集中⇒スキマ時間に少しづつ⇒夜はインプット中心で記憶の定着UP
❏図解+ステップアップ式の参考書や問題集を選びましょう
❏通信講座の動画学習を取り入れる事で更に効率的な学習が可能です