転職先の業界によってはワークライフバランスを整えやすい、給料が高めなど業界ごとの特徴があります。電験の資格を活かして希望(給料を上げたい、定時で帰りたいなど)を叶える為にも業界の特徴を知っておきましょう。
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この記事におすすめの方
❏転職したいけど企業の選び方に悩んでいる
❏異業種、異業界への転職を考えている
❏どの業界が自分に合っているか分からない
求人の探し方 憧れで選ばない
転職の進め方①~③で価値観を整理し、活かせるスキルや得意を見つけました。転職では必ず価値観を満たし、得意な作業があり、今まで培ったスキルを活かせる転職をするべきだからです。
筆者の場合、何となくメガソーラーに憧れを持っていて転職(景色がきれいそうだから、楽そうだから)。上記の価値観、得意、スキルは全く考慮していません。結果3か月で再転職…。
家での時間を大切にしていたのに残業が多く、嫌いなデスクワーク業務がほとんどで職場の雰囲気も最悪でした。
電気主任技術者の免状は3か月で再転職できるありがたい資格ではありますが、転職活動は非常に気力と体力を使いますし、3か月で転職をしていては経歴に傷も付きます。
(相性でマッチングする転職支援サービス)求人の探し方 異業種で異業界への転職は避ける
転職先の職場は中途採用者にあまり興味がなかったりします。むしろそれなりの即戦力であることが当たりまえに思っている職場も少なくありません。多くの企業は教育制度も整っていない為、異業種で異業界だと何もできなくて転職後にかなり苦しい思いをしてしまいます。
筆者の場合、異業界ではありましたが「電気図面を読む作業」は今までもやっていた為何とか仕事ができていましたが、同期で転職してきた元会計士の方は非常に大変そうでした。
システムも会社によって全く違います。転職後に苦しい思いをしない為にも業種か業界のどちらかに軸を置いて転職を考えていきましょう。
自身の培ってきたスキルを活かす為にも業種に軸を置くことをおすすめします。
求人の探し方 各業界の特徴
自身の価値観の最上位から考えていきましょう。時間>お金なら、残業時間の少ないホワイト企業がおおい業界。逆にお金>時間なら運輸業界など。以下例を挙げていきます。
❏ガス・電気などのインフラ業界(ワークライフバランスを整えやすい)
非常に大きな企業が多く地域のインフラを担っているため安泰です。給与テーブルが確立している為、転職で大きな昇給は望めませんが残業は20時間以下、年休取得率も高いなど非常に働きやすい環境が整っています。
❏半導体メーカー(給料がいい)
昨今は半導体の売れ行きが好調で給与水準が非常に高いです。国の後押しもあるとのこと。半導体を制作する工場の電気主任技術者の募集など、お金を優先するなら選択候補です。
❏再生可能エネルギー業界(未経験でも可能、給料高め、残業多い)
昨今は太陽光発電などが多く設置され、電気主任技術者需要が非常に高くなっています。再エネ業界はベンチャー企業が多く、高い給与の提示で人材を取り込もうとする為高年収になるケースもあります。人材不足で未経験でも資格さえあれば採用してくれます。
❏電気保安法人(技術は身に付く、大変)
電気保安法人は客先の電気設備を預かる仕事です。設備の定期点検、試験を自分で行うため電力の知識や継電器の知識など身に付きます。しかし、試験は設備休止時の為、土日などの休みの日に多く仕事が発生し、残業も多いです。
どんな業界にどんな特徴があるのか。調査する方法としては転職エージェントに登録してエージェントに相談するのが効率的です。希望を伝えればおすすめの業界、企業を教えてくれます。
※必ず電気主任技術者の資格の価値を知っているエージェントを選びましょう。人材価値を正しく把握できず、良い求人に出会えません。
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まとめ
❏あこがれではなく価値観、スキルを整理して転職活動を行いましょう
❏業種を軸に転職活動することをおすすめします。
❏一番叶えたい希望が通りやすい業界を転職エージェント経由でリサーチして、希望する企業を選定していきましょう。
みなさまの転職活動が幸せに繋がることを願います。