① 面接対策、書類添削をしてくれる
② 転職市場や業界などの情報収集に役立つ
③ 複数の企業とのスケジュール調整をしてくれる
④ 非公開求人など、特別な「ツテ」を持っている
転職エージェントの紹介ってどこのサイトでも見れるような求人ばかりで微妙…。しかも多くの転職エージェントから鬼のように電話がかかってきて怖いと感じてしまうことも。
筆者も最初は怖かったです。しかしだからといって転職エージェントを使わないというのは非常に勿体ないです。
この記事では使うメリットがよく分からない方に、あまり知られていない有用な【活用方法】と使うべき利点を解説していきます。
悪質な転職エージェントもいるので、なんでも利用するわけではないですよ。自分に合ったエージェントの見極め方も重要となるため解説していきます。
目次
転職エージェントの報酬システム

転職エージェントはどこから報酬を得ているのか?それは転職者を紹介した企業から受け取っています。
つまりお客様は企業であり、求職者ではありません。そして転職してくれないとお金がもらえないので「転職してほしい」という気持ちが前提にあるのです。
ガツガツ来るのは仕方のないことと割り切っていきましょう。
そして求職者は企業に売り込む「商品」のような立ち位置であることは理解しておきましょう。
エージェントに横暴な態度を取ってしまうと顧客である企業に「よくない商品」を提供することになると判断され、対応が悪くなってしまうことも…。
それでも転職は人生の分岐点。人の相性も大事だと思います!
だからといってこちらが下手に出る必要もありません。態度の悪いエージェントもたくさんいます。その場合は転職エージェント企業にメールで担当変更を依頼しましょう。
転職は人生の一大事。気持ちよく進めるためにも転職エージェント選びは慎重に行いましょう!
自分に合った転職エージェントの探し方
筆者は電気主任技術者の国家資格を武器に転職をしています。非常に希少価値と需要の高い資格なのですが知名度は低いです。
転職エージェントにはこの資格をしらない場合も多々あり、そんなエージェントに仕事先を探してもらっても、ろくな求人はありません。
自分に合ったエージェントの探し方の手順を以下より紹介していきます。

大手の転職エージェントで情報収集
先ずは大手の転職エージェントに登録しましょう。そして自信の叶えたいことを明確に伝えることで、希望の業界や企業を紹介してくれます。
※自己分析は必須です。必ず行ってからエージェントに登録しましょう。

例えば、定時で帰りたい。プライベートの時間を充実させたいという思いがあるなら電気ガスなどのインフラ業界を進められたり、忙しくても給料アップを希望すれば物流業界などを紹介されました。
それらの情報をもとに、「電力業界 転職エージェント」などで調べると「クイック」など業界に強い転職エージェントが出てきます。

特化型の転職エージェントに登録
「看護師専門」、「施工管理など建設業界に強い」など自分の職業やニーズに合った業界を得意とする転職エージェントが出てくるはずです。
ステップ1で集めた情報をもとに、自分の目的を達成することのできそうな業界や職種を得意とする手職エージェントに複数登録します。
そして自分の希望に見合う企業に焦点を絞って探していましょう。自分のスキルや資格を生かせそうであることも重要です。
※希望の企業の見つけ方

自身が希望する企業などどのように探せばいいのか?疑問に思う方も多くいると思います。
口コミサイトや有価証券報告書などで企業の情報収集をするかと思います。
有価証券報告書とは上場企業が提出を義務図けられる経営状況の報告書ですが、見るべきポイントは経営状況と離職率です。
※大きな会社、経営状況がよい会社であっても続けることができない会社では意味がありません。離職率が高い会社は注意しましょう。有価証券報告書には離職率の記載が必ずあるので必ずチェック!


良い企業を紹介してくれたエージェントを2つ選ぶ
自分の行きたい業種や業界に強く、そのうえであなたの希望をしっかり聞いてくれた上で条件をしっかり満たす求人を紹介してくれるようなエージェントを選んで転職活動を続けていきます。
※求人がよくても担当との相性が悪いと感じた場合は担当替えもあり!
そして複数の企業を同時に進行させましょう。自身がどれが最良の内定かは分かりません。
自身の市場価値をしっかり見極めるためにも同時に複数の企業にエントリーして複数の内定を同時に獲得しないと見比べることはできないためです。
内定がでたら1週間~2週間で転職の意思を明示しないといけません。他の企業がどれだけの年収を提示するか見比べるには同時進行しかないのです。
よって、エントリーする転職エージェントは2人までにしておくことがおすすめ。
そのうえで吟味した企業5つほどに同時にエントリーして、内定を獲得できたら想定年収などを見比べて企業を選んでいきます。
電験3種や電験2種を持っていれば内定はたくさんもらえます。しかし年収は企業によって100万円以上の差が出てきます。
ステップ3までで見つけた転職エージェントと最良の内定を目指して転職活動に望みましょう!
転職サポートのプロに出会える【転職エージェントナビ】
紹介求人がよくなくても利用する理由

紹介される求人が微妙であったり、希望に見合っていなくても情報収集や自分に見合った転職エージェントを見つけるまでの足掛かりに利用できることは上記の記事に記載しました。
それ以外にも利用するべき価値がいくつかあるので紹介します。
履歴書、職務経歴書の添削

履歴書、職務経歴書は最初はどのように書いたらいいか悩むと思います。特に以下の点には企業ごとにアピールポイントも変わってきます。
転職エージェントのクイックで添削してもらった時は、エントリーする企業ごとにアピールするスキルを変えるように指示がありました。
マイナビエージェントでは志望動機に力をいれるようにとの助言もあります。
それぞれのエージェントのアドバイスを取り入れて、書類作りのチカラを伸ばしていけるのです。


情報収集にうってつけ
企業評価の口コミサイトや有価証券報告書などを確認することは大事です。しかし転職エージェントが持っている生情報もかなり役立ちます。
景気の良い業界や給与体系、昇給のし易さなど企業ごとの情報は口コミサイトなどの偏った情報よりも俯瞰的に評価できる情報です。
気になるところを企業に直接聞いてくれるエージェントもたくさんいるので最大限利用していきましょう。
スケジュール調整などバックアップが便利
企業への聞き込みなど、なかなか自分ではできないことをやってくれます。
またスケジュール調整も便利です。先にも紹介しましたが複数の企業を同時並行でエントリーしていかなければならないので複数の企業とのスケジュール調整を働きながら行うのは大変です。
転職エージェントを利用すれば日程を伝えるだけで調整をしてくれるので転職活動が非常にラクになります。
非公開求人などを持っている

人気の企業はエントリーが多くなり厳選が大変になります。よって求人募集を公にしていないことも。
掲載にも費用が掛かるため、新味にしている転職エージェントに良い人材がいたら紹介してもらって効率的に人材確保をしている企業もあります。
転職エージェントと仲良くなり、国家資格など取得していれば「この人はごひいきの企業に紹介できる」と評価されて非公開の求人を紹介してくれることもあるのです。
転職エージェントの裏技【売込み】

転職エージェントのメリットは多々ありますが、管理人が実際に転職した際にとても有用に感じたのが【売込み】です。
【売込み】とは文字通り、求人が出ていないけど自身が希望する企業に転職エージェントを通して売込むことができるのです。
これは非常に有効な使い方で、1番の難関である書類審査をパスできるのと同義です。一次面接では転職エージェントを通して既に求職者の利点をアピールしてあり「お墨付き」状態で面接に望めます。
この【売込み】を知っているだけで他の求職者に差をつけられるうえに、あなたの転職活動は自身の幸福に繋げる可能性が大きくなるのです。
転職サポートのプロに出会える【転職エージェントナビ】
まとめ
・ 業界や企業の情報収集に役立つ
・ 求人がなくても企業に売り込んでくれる
・ マネージャーとなるので働きながらの転職に役立つ
先ずは大手の転職エージェントに登録してみましょう!多方面での業界に詳しいので、ご自身の市場価値やどこに需要があるのか分かります。ガンバってください!
