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先ずは電験の受験勉強を進めていくうえで何が大切なのかを把握しておきましょう。
電験は1年以上の学習時間を要する長期戦です。
モチベーションの維持、効率を考えた合格するための【大前提】を知ったうえで学習しないと合格がかなり遠ざかります。
気持ちの維持を考える前に達成可能な学習の取り組み方を考えて取り組みましょう。
目次
この記事のまとめ
- 大切なのは継続と習慣化
- 無理なく続けた方が力が付く
- 大前提として100点満点は目指さない
この記事を読めば
❏効率的な学習の取り組み方が分かる
❏モチベーションを維持しなくてもいい理由が分かる
❏必ず合格まで学習を続けられるスケジュール管理ができる
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電験の勉強方法で大事なこと
電験の試験勉強は範囲が広く、多くの人が1年以上の時間をかけて挑みます。そのうえで一番大切なことから発表していきます。
1位:続けること
学習を続けなければ合格は不可能です。続けるための【再現性】のある勉強の取り組み方を実践しましょう。
2位:効率
何時間も勉強して得点力が上がらないのは効率を考えていないからです。電気主任技術者になっても勉強は続きます。先ずは合格する為の対策を考えて勉強を進めましょう。
3位:効果的な学習
得点力を上げるために大事な箇所に絞ることも大切ですが、記憶の定着や理解力のアップなど効果も意識して勉強していきましょう。
勉強を継続させる方法
1番大事な続けることを考慮したうえで何時に勉強に取り組むのか?を考えていきましょう。
『時間を決めて20時~22時の2時間勉強する』というのは最初はできるかもしれませんが1か月、2か月と1年と続けることは至難です。
モチベーション頼みの勉強法となってしまいます。
大切なのはスキマ時間を勉強に充てることです。
スキマ時間の活用こそが最大効率での学習の進め方であり、無理なく続けるコツとなります。
理由は取り組むハードルが低く、自然と繰り返し学習となり記憶の定着や短期集中による習熟度の向上があります。
良いことがたくさんあるので是非試してほしいですね。
電験の勉強方法【1日のスケジュール】
1日のスキマ時間をすべて勉強に充てる
電験は1年以上の学習時間を要する長期戦です。モチベーションの維持が重要ですが1番難しい点です。
結果を出す為には継続して学習する事。
そのために1日のスキマ時間=移動時間や待ち時間、スマートフォンでマンガやゲームをする時間を勉強時間に変換しましょう。
余裕で1日1時間以上の学習時間は取れるはず。
細かいスケジュールを組み立てる必要はありません。
今月中にこのページまで終わらせたら良いな程度の気持ちで取り組み、目標に向けてとにかくスキマ時間を学習に当てましょう。
学習が習慣となり机に向かう時間もおのずと増えていくので安心してください。
息抜きも重要です。
逆に〇〇時~〇〇時は自由時間と決めてその時間だけ遊ぶのもありです。休日は土曜日だけ1,2時間集中して日曜日は休みでもOK。
とにかく最初は継続することに重点を置き勉強を習慣化していきます。
インプットは夜、アウトプットは朝がおすすめ
朝は脳が整理されリフレッシュされている状態です。
集中力が増すので計算問題などの問題集に取り組むことがおすすめです。考え方や思考力が身に付きやすくなり、得点力がアップします。
夜の就寝前はインプットがおすすめです。脳は寝るときに1日の情報を整理するので夜にテキストを読んだり学習の解説動画を視聴すれば知識を効率的に吸収し記憶の定着も良くなります。
アウトプット7割、インプット3割
学習においてアウトプットすることで自身の学習能力が上がります。具体的には過去問題集などで問題を解く力が付かないと学力が向上しているとは言えません。
テキストを読んだり、基礎知識の学習動画を見るのは1回見たらすぐに知識のアウトプットを行いましょう。
実際に問題に取り組んだとき、あらためて理解できていない箇所が明白になります。そこで動画の必要箇所を見直したりテキストを読み返したりして理解不足を補っていきましょう。
インプット(テキストや教科書を読みこんだり学習動画を何回も視聴するなど)に時間をかけてしまうと自身の理解力向上が遅れてしまいます。
アウトプット中心で勉強に取り組んで、どんどん理解力を深めていきましょう!
スキマ学習の効果
記憶の定着は結局のところ繰り返しが1番。科学的にも実証され何度も見る事で脳が重要な情報であると判断して記憶します。
だから15分×4回と時間を分けた方が60分×1回より学習の習熟度が上がります。
取り組み易い点も有効です。学校や仕事から帰って一息ついたらスマホのマンガやゲームアプリ、録画したテレビを観たくなるのが人間です。
よって外で仕事や通勤、通学しているスキマ時間を活用してしまえば、勉強の取組み易さのハードルも下がります。
隙間時間は短く勉強が中途半端に終わってしまうこともよくあります。しかしそこが狙い目です。
中途半端に終わるので続きが気になります。継続して計算が出来ないもどかしさや、学習動画を視聴してその知識をもって問題を解いてみたくなるなどの心理が働きます。
その心理を逆手に取って1日1問の過去問の取り組みや動画学習からの練習問題をやりたくなり、いつの間にか家でも勉強に取り組むようになり、勉強が習慣となっていくのです。
1日の達成感が何より違いますね。
仕事が忙しく1時間勉強できなかった日が続くと断念してしまいますが、スキマ時間に勉強をしてしまえば1日に1時間前後は必ず勉強できるはず。(スマホの時間が1時間以上あるはずだから)
継続力が非常に高く記憶も定着しやすい効率的な学習方法なのです!
効率的なツール
スキマ時間の活用といってもいつも問題集やノートを持ち歩くわけではありません。
おすすめなのは学習動画の視聴や学習アプリです。
朝早起きして1問解く⇒通勤時間に解説動画⇒帰りの時間に講義動画⇒家に帰着後に少しだけ講義内容の演習問題や過去問に取組む。
この短時間に何とか1タスクを終わらせようとする行為が集中力を上げて短時間でも習熟度の高い学習に繋がります。
ちなみに電子の問題集を買ってスマホとメモ帳で問題に取り組むのも効果的。
移動の時間内に終わらせようと集中力が高まるので思考力や問題を解く力がグングン高まります。
電験の学習アプリも最近は充実しているのでそちらも活用することもおすすめです。
基礎知識の講義動画はYouTubeでもありますが、通信講座を受講することをおすすめします。
非常に分かり易い、15分程度の動画、演習問題がある、学習すべき順序で解説動画が並んでいて探す手間がないなど非常に効率的です。
最短合格を目指すならぜひ活用しましょう。
☟受講料を安くする方法がありますので関連記事で解説
100点を目指さない
電験の勉強法で特に大事なのは100点を目指さないことです。
試験は毎回非常に難しい問題(電験二種なみ)が出だされます。
そこを得点しようと難しい過去問に時間をかけて取り組んでしまうと時間がいくらあっても足りません。
合格点の60点+を目指して得点できる問題を確実に取れるように効率よく勉強していきましょう。
電気主任技術者になってからも勉強は続きます。
先ずは目的を資格取得に置いて結果を出していきましょう。
100点も60点も合格であることは変わりません。
まとめ
肝要なのは継続して続けることができる取り組み方。
スキマ時間の学習は【記憶の定着】【再現性】【継続力】において優れた勉強法です。
待ち時間やスマホ時間を学習に当てるだけで合格にグッと近づきます!
がんばりましょう!