文系・高卒の当ブログ管理人がSATの電験二種通信講座を実際に使用して感じたデメリットとメリット、結果を紹介していきます。
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目次
SATの電験二種講座 メリット・デメリット一覧
デメリットまとめ
- 質問の回答が分かりずらい
- 2次試験の対策問題が手薄に感じた
- e-ラーニングの視聴期間が2年と短い
- 動画講師の雰囲気が三種講座に比べて暗い（主観です）
- 過去問が新規開講当時は三年分しかなかった（今は5年分）
メリットまとめ
- 電気数学までしっかりサポート
- スムーズに計算するコツを教えてくれる
- ステップアップ式に順序立てた構成なので迷わず勉強できる
- スキマ時間に勉強しやすいシステムで継続、習慣化が容易にできる
- どこが重要か、どこを捨てるべきか、どこまで理解すればいいか教えてくれる
SATの電験二種講座 評判【デメリット】
SATの電験二種合格講座の評判を、一緒に受講した電験仲間と管理人の意見を集約してまとめました。
質問の回答が分かりづらい
基本的にはメール機能による質問となるので、文章での質問回答になります。
添付画像で図解など組み合わせ解説をしてくれますが、質問の意図に行き違いがあったりしてなかなか疑問の解消に至りません。
メールだとタイムラグがあって余計に時間がかかります。
予約してzoomで対面質問も可能ですが、忙しい社会人には不向きです。
結局はブログ電源王やTaira さんのYouTubeによる動画解説を見る方が早いです。
質問システムを期待している方には不向きかもしれません。
2次試験の対策問題が手薄
開講当時に受講しました。（管理人は一年生でした）
そのときは過去問は3年分（解説動画はあり）しかなく、少々心許なかったです。
またそのとき感じた事は2次試験の用紙がないことです。
2次試験はマークシートではなく記述式で、初めて受験するとかなり戸惑います。
文字が汚くて心配になったり、解答の書き方が合っているのかなどなど。
本番同様の用紙で試験対策は重要です。
e -ラーニングの視聴期間が2年
難しい電験2種は中々合格できないことも。
スキマ時間の学習こそ最大効率を発揮する勉強法です。
移動や待ち時間でのスマホ学習ができなくなってしまうことは大きな痛手です。
しかし2年あれば合格は難しくありません。（普通科文系、高卒の管理人が1年で取得できます）ですが自分のペースでゆっくり勉強を進めていきたい方には不向きかもしれません。
管理人のようにとにかくはやく合格したい方は電験2種2次試験の傾向をつかんで購入するタイミングをおすすめします。
例えば合格者がたくさん出る歳や水力発電が試験に出る年‥等。※絶対の法則ではありません
講師の雰囲気がくらい
これは完全に当ブログ管理人の主観になり申し訳ありません。
電験の孤独な勉強において、池田先生の各動画ごとの最後に「がんばってください」の一言があり、3種の勉強を頑張ってこれました。
2種の動画では「がんばってください」がなくなり雰囲気も少しかたい感じになってしまった気がしました。
わかりやすいので問題ありませんが、個人的にはその一言が3種の講座同様にあったら嬉しかったです。
過去問が少ない
この件に関してはどこの通信講座を受講しても同じかもしれません。
電験二種も三種と同様に過去問の取り組みが基本となります。
通信講座で基礎を学び土台を形成して、過去問に取り組んで得点力を伸ばします。
通信講座は土台作りをスキマ時間に行うツールと考えましょう。
得点力を伸ばすためのおすすめ問題集は以下の通りですが、理論と二次試験分で十分かと思います。
機械、電力、法規の一次試験はブログ「電験王」に掲載している年度ごとの過去問を一番過去から順番に取り組むことで十分かと思います。
法規については、SATの見え消し機能による条文の穴埋め機能が非常に有能で、効果的に得点力が上がります。
単元ごとに年度順で過去問題に取り組めます。15年分も実施すれば重要なポイントも見えてきますよ。
2次試験を攻略するためには必須の問題集です。出題頻度の高い順に問題が掲載されていて解説も分かりやすいですよ。
SATの電験二種講座 評判【メリット】
電気数学までしっかりサポート
文系の管理人には特にありがたいです。理系出身であっても電験2種の一番難しい点は数学にあると思います。
微分、積分、ラプラス変換‥など。
SATは計算ドリル式で最初に演習問題を動画解説で一緒に解いて解法を教えてくれます。その際計算のコツも教えてくれるので時間
との勝負になる2種の試験においては約に立ちます。
電卓の使い方も動画解説の中で教えてくれるので数学の計算においては抜けがない印象です。
ドリルは分厚いわけでもなく、基礎問題と応用の計算問題を取り組む構成です。
講座を受講すると以下の商品の内容と全く同じテキストがセットでついてきます。
電験2種書き込み式最強計算ドリル
動画解説の中で難しい応用問題を一緒に解いてくれるのでそれなりに計算力が付いた状態で理論の学習に進めます。
スムーズに計算するコツを教えてくれる
先の内容と重複してしまいますが、電験2種は試験時間が本当に短いです。
時間が全然足りない中、非常に多くの計算を強いられます。
独学ではなかなか教えてくれない簡単な計算方法や試験で頻出する公式を教授してくれます。
電卓の使い方も重要です。いちいち計算結果を紙に書きだして合計するのでは時間が足りなくなってしまいます。
電卓の効率的な使用方法やおすすめの電卓も講義の中で教えてくれました。
これらのことは独学ではなかなか知れないことで、かつ試験本番で必要不可欠なテクニックになるので知らないと大きなハンデを背負うことになります。
ステップアップ式の構成
電験の勉強において独学ではどこから勉強を行えばよいか迷いが生じてしまうと思います。
数学をおろそかにしたまま理論の学習に進んだり、機械や理論を先に学習したり。
通信講座の利点は初心者を対象としてしっかり順序立てて講義内容を構築しているところです。
いきなり難しい問題に取り組んでしまい挫折してしまわないように配慮がされており、継続しやすいテキスト内容となっているので、勉強の習慣化もしやすくなります。
スキマ時間の勉強で習慣化が簡単
電験は勉強方法から戦略が必要です。
長期戦であること、社会人であることや人間のやる気の維持や継続の難しさを考慮しましょう。
これらを考慮した戦略がスキマ学習です。
毎日2時間などと目標を立てても続きません。
細かいスケジュールも無意味です。
ゲームやマンガを封印して移動時間や待ち時間などのスキマ時間をとにかく勉強に充てましょう。
SATのeラーニングは短い動画講義（20分程度で倍速で10分で見れます）や条文の暗記システムなど、ちょこ勉強や繰り返し勉強などに適したシステムが長所です。
スキマ時間の学習を継続すれば、勉強の習慣化も容易に行えるでしょう。
帰宅中に問題の途中で時間がなくなったら、早く続きをしたくなり、帰るとすぐに勉強を再開できるといった具合にやる気の対策になるのです！
深堀りの歯止めと重要ポイントで効率UP
独学で勉強をした際、どこまで理解を深めれば良いのか迷った経験はないでしょうか？
管理人は迷ってしまい、勉強がなかなか進まない上難しく考えすぎて挫折しそうになりましま。
電気を仕事にすると勉強は一生続きます。
電気主任技術者として転職した管理人も日々勉強の日々です。
なので電験の受験中は試験合格だけに目標を絞り、効率的に勉強を進めていきましょう。
SATは60点を目指す構成となっています。
ですが、基礎の理論はしっかりと教えて過去問に取り組める知識の土台はちゃんとできあがります。
その上で、混乱しないように「この部分はこの程度の認識で抑えましょう」とか、「ここは頻出する本当に大事なポイントです」などと教えてくれます。
試験に関しての勉強の仕分けをしてくれる点が、勉強時間の短縮になり試験でも有利になります。
まとめ
SATのデメリットは他の通信講座を受けても同様かと思います。
あとは動画解説の分かりやすさ、スキマ時間の勉強のしやすや、講師の相性で判断してみましょう。
続けられるかどうかが合格の再現性を左右します。
※他の通信講座ではTACがおすすめです。講師がブログ電験王の管理人で実践もあり、分かりやすいです。
費用を抑えるコツもあるので、費用対効果は抜群だと思います。
一番の利点は勉強に取り組みやすいシステム構成であることです。
eラーニングによる短い動画解説と条文の暗記システムなどはすぐに勉強に取り組めます。
移動時間や待ち時間など、スキマ時間に勉強ができれば1日1時間の勉強時間を容易に確保できます。
ちょこちょこ勉強は効果がないと思うかもしれませんが、1時間集中するよりも効果が高いというデータもある程です。
1日の時間を有効活用して難易度低めで電験2種を取得していきましょう！
そして習慣化を身に付けて、今後の人生にも役立てて幸福度をどんどんアップしていきましょう！
